「おかげさま・ありがとう」
私の好きな言葉です。保育園があるのは、園児の皆さんが来てくれるおかげ、お家の方が働いてくれるおかげ、そして、笑顔の先生方が居てくれるおかげ、そんなたくさんの「おかげさま」に支えられているということに気付かされたとき、ただありがたく頭が下がる思いがいたします。
いつも、ありがとうございます。
平木 覚
当園は、浄土真宗本願寺派の「まことの保育」を基本としています。これは、元気でいられること、生かされていることがすべて当たり前ではなくありがたいということに気づかされ、今を“おかげさま”と生かされ、“ありがとう”と力強く生きぬく教えでもあります。この保育方針に従い、保育園での生活が生き生きと活動できる環境づくりに努力し、健康な体づくりに不可欠な運動・あそび、そして手作りの給食・おやつを取り入れています。また、地域や祖父母さん方との交流も深めています。
「人は環境によって育てられる」。これは私たちの保育の基本。人は環境によって変わります。子ども達にとって、より良い環境の中で、愛情をもって温かく接していく事が大切です。
「どの子も育つ 育て方ひとつ」「急がず 休まず あきらめず」をモットーに、子どもの成長に応じた関わり合いを行っています。
「スズキ・メソード」(母語教育法)
母国語を話せるという事は、決して当り前ではなく、素晴しいこと(能力)なのです。この母語教育法を保育に取り入れ、くり返しくり返し、愛情を持って「急がず 休まず あきらめず」取り組むことが、スズキメソ-ドの保育の基本です。覚えたからと言ってやめないで、難しいからと言ってやらないのではなく、話せないからと言って、赤ちゃん言葉を使わず、正しいもの、本物を与え、愛情をもって取り組む事を大切にしています。
当園は、異年齢の子どもたちを一つのクラスとする「たてわり保育」を40年以上前から取り入れています。年上の子は年下の子をかわいがり、年下の子は年上の子に憧れるといった姿が見られます。さらに、学年を超えた保護者同士のつながりが深くなり、卒業後の小学校や中学校の保護者会や部活動でも、いい関係が結べているといった声も聞かれます。
当園の給食・おやつは、すべて手作り。冷凍食品、練り製品などの加工品は使いません。カレーは小麦粉・カレー粉を使い、パンやクッキー、ホットケーキも小麦粉からひとつひとつていねいに作っています。だからとってもおいしい!保護者から「うちでは食べないのに、園ではどうしてこんなに食べるの!?」と驚かれることも。